●【動物編 貝類】Top  
 観察時期
通年(冬は冬眠)
 形態・分布・生態的特徴等
●淡水産貝類
●形態:殻高(かくこう)3cm、殻径(かくけい)1cm。通常、上方の螺肋(らろく)は浸食されて失われ3〜4層だけ残っている。黒褐色の殻皮(かくひ)をかぶり、螺溝(らこう)が多数ある。普通縦肋(じゅうろく)はあまりはっきりしない。殻口(かくこう)内に透けて見える赤紫の帯が2〜3本ある。殻口下端はややとがる。蓋は少し小さい
●分布:全国各地の河川、湖沼、池沼に生息
●特徴:胎生で胎児は小さく500個位入っていることがある。肺ジストマの中間宿主である。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 近年、舞鶴西地区の河川で激減しており、近い将来において野生での絶滅の危険性が高いものと考えます。特に池内川(いけうちがわ)周辺では高速道などのコンクリートの「アク」が影響しているものと思われます。カワニナはホタルのエサとなることはご存知のことと思いますが、カワニナが少なくなればホタルもいなくなります。川を美しくして増やしたいものです。しかし、これだけは注意して下さい。素手では絶対にさわらないこと。肺ジストマに感染する可能性があります。幼児は特に注意を!

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