●【動物編 哺乳類】Top  
 観察時期
通年
 形態・分布・生態的特徴等
●形態:体長44〜81cm、体重8〜16kg
●分布:北海道を除く全国各地、ヨーロッパ、アジア温帯
●特徴:森林に棲み、穴掘りがうまく網目状に連なった巣穴を掘り、一つの巣に幾世代もの多数の家族が棲みついている。昼間は巣穴にひそみ夜になると活動する。ウサギ、ネズミ、爬虫類、カエル、昆虫などのほか果実も食べる。タヌキとよく間違えられ、昔は「ムジナ」などと呼ばれた。タヌキと比べその毛皮はよくない。寿命7〜15年。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 アナグマはタヌキとよく間違えられてしまうので、皆さんに覚えてもらうために選びました。舞鶴市内には割合多く生息していますが、夜行性なので見つけにくいです。市内では雑木林にも棲んでいますが、近年民家の床下に多く見かけるようになりました。これは、冬は暖かくエサが採取しやすいためと思われます。アライグマは主に天井裏に棲み、アナグマは床下に一軒の家で棲み分けしていたおもしろい例もあります。糞尿がものすごく臭く、家から人を追い出した例もあります。棲みつかれたら床下にバルサンをたいたりして早めに追い出すことをお勧めします。

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