●【植物編 木本】Top  
 観察時期
通年
 形態・分布・生態的特徴等
胸高周囲:4.09m
●場所:金剛院(こんごういん)の参道入口
●常緑高木
●平忠盛(たいらのただもり)のお手植と伝えられる。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 第74代鳥羽(とば)天皇の皇后 美福門院(びふくもんいん)は仏教を深く信仰し、その頃朝廷の信望が厚かった平忠盛公(平清盛(たいらのきよもり)・の父)を造営奉行に命じ、久安2年(1146)三重塔を修飾し、また本堂その他寺構えも整備しました。参道入口右側に高くそびえる杉の巨木は、このとき記念に植えられたもので「奉行(ぶぎょう)杉」と言われています。和名の由来は、幹が直立していることから直木(すき)が変化したとも、「すくすく立つ木」という説もあります。樹皮はヒノキとともに神社等の屋根をふくのに使われます。また、古い葉はタブノキの葉や樹皮と一緒に粉末にして線香を作ります。

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