●【植物編 木本】Top | ![]() |
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観察時期 | ||||||||||
10月下旬〜11月頃(黄葉) | ||||||||||
形態・分布・生態的特徴等 | ||||||||||
●舞鶴市指定天然記念物 ●推定樹齢870年以上 ●胸高周囲:5.2m、根回り6m ●場所:松尾寺(まつのおでら)の境内 ●落葉高木 ●元永2年(1119)鳥羽(とば)天皇のお手植と伝えられる ●幹枝から古木特有の乳といわれる気根が出ている ●イチョウは中国原産で日本と中国だけに残ったという遺存種 ●秋には美しく黄葉し、銀杏が実る。 |
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へぇ〜、そうなん! 〜なるほど豆知識〜 | ||||||||||
イチョウは中生代の重要な植物で、恐竜がいた頃のジュラ紀にもっとも栄え、第3世紀末にヨーロッパ、アメリカでは絶滅したが日本と中国にだけ残った遺存種とされています。中生代に栄えた「生きた化石」ともいえる植物で中国南部が原産です。葉は害虫駆除に効果があり、落葉を作物の根元に敷くと肥料兼虫よけになります。書籍に挟めば紙魚(しみ)防止にもなります。また、「もみじ」は古くは「黄葉」と書かれたらしく、紅葉の代表がカエデなら黄葉の代表はイチョウです。和名の由来は、中国語の「ヤーチャオ」が訛って「イチョウ」になったそうです。
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