●【植物編 草本】Top  
 観察時期
4〜10月(花期)
 形態・分布・生態的特徴等
●多年草
●分布:全国各地の海岸の砂地に生える
●葉:やや肉厚で3〜5裂
●花:黄色で15〜20個の舌状花を咲かせる
地下茎は白くひも状で長く砂中に埋まり、葉と花茎を砂上に出して生長する
●かつては各地の海浜に普通に見られたが、海岸開発や護岸工事などにより減少しつつある植物。
 へぇ〜、そうなん!  〜なるほど豆知識〜
 和名の由来は葉や茎をちぎると白い乳液をだし、なめると苦いニガナに似ていて、浜に生えることから名づけられました。また、葉の形がイチョウに似ていることからハマイチョウとも呼ばれています。ハマニガナは、砂をかぶっても、すぐに茎を伸ばして新しい葉を砂の上に出すほど生命力の強い植物ですが、近年の海岸開発や護岸工事などにより、生息域が減少しつつあります。舞鶴でもこの植物が無くならないよう、大事に見守っていきたいものです。

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