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6月29日(火)、舞鶴市議会では、6月定例会の最終本会議で可決した「山陰新幹線整備及びJR小浜線、JR舞鶴線の地方在来線維持・活性化に係る意見書」を地方自治法第99条の規定に基づき、国へ提出しました。
福井県若狭地域から京都府北部、山陰地域への日本海側を東西に縦断する新たな広域ルートは、歴史にも裏付けされた重要な広域ルートであり、将来的に予想されている南海トラフ地震等の大規模な災害時に、日本海国土軸の形成によるリダンダンシー機能を確保する大切な基幹ルートであるとともに、「国防・海の安全の拠点」となる海洋域においても、広域ルートの整備は国益に寄与するものです。全国の主要都市をつなぐ新幹線ネットワークについては、国土の均衡な発展と地方発展の起爆剤となるものであり、地方においては、在来線による交通インフラの維持・活性化は生活圏域の充実確保に必要不可欠なものです。本年5月にJR西日本において、JR小浜線の大幅な減便を前提とするダイヤ改正を10月に行うと発表されましたが、福井県若狭地域及び舞鶴市域は全国有数の電力供給地域であり、この重要な地域をつなぐJR小浜線及びJR舞鶴線は、住民生活に欠くことのできない鉄道路線となっています。このような観点から、①日本海国土軸の形成と日本海側と太平洋側地域の連携強化を図る山陰新幹線の整備計画格上げ及び「京都府北部ルート」の早期実現、②国家プロジェクトとしての新幹線整備に必要な財源の確保及び地元支援のスキームの検討、③生活路線となる地方在来線への減収補填を含めた路線維持確保策の検討、④地方在来線における減便回避等のための監視について要望しました。
山陰新幹線整備及びJR舞鶴線、JR小浜線の地方在来線維持・活性化に係る意見書
舞鶴市役所議会事務局総務課
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