舞鶴市における地籍調査の計画及び実施状況

本市の全面積は342.13平方キロメートルであり、地籍調査対象面積は332.91平方キロメートル です。そのうち林地が266.78㎢で全体の80％を占めています。

土地区画整理事業や土地改良事業等で地籍が一定程度明らかになっている地域はありますが、本市の地籍調査の取り組みは近隣市町より遅れており、平成26年度（2014年度）に上東地区で事業着手しましたが、全国平均の進捗率52％、京都府下平均8％に対して、令和5年度（2023年度）での進捗率は1、1％で京都府下でも低い進捗率となっています。

舞鶴市では、令和3年3月「第1次舞鶴市地籍調査事業実施計画」を策定し、計画に基づき地籍調査を実施しています。

西地区では、西舞鶴駅を中心とした都市機能誘導区域を4工区（伊佐津1工区、伊佐津2工区、折原工区、南田辺工区）に分割し、年度毎に調査を行っています。  

東地区においては、東舞鶴駅を中心に碁盤の目状に整った街区が形勢されており、住宅の密集度も高いことから街区境界調査（官民境界先行調査）の手法を用いた調査を進めています。