京力（きょうりょく）農場プランについて

舞鶴市では京力農場プランの作成を推進しています。

　地域の人と農地の課題を解決するため、地域の方々の話し合いにより作成する『地域の将来設計図』です。

　他の都道府県では、「人・農地プラン」や「地域農業マスタープラン」と呼ばれています。

　1　地域農業の現状を目に見える形にすることで、今後の課題や地域農業の方向性を

　　　整理することができます。

　2　今後耕作されなくなる農地を把握し、誰が耕作する予定なのかをあらかじめ

　　　決めておくことで、耕作放棄地の発生を防ぐことができます。

　3　国や府などの補助や支援を受けやすい環境が整います。

　　　例えば、京力農場プランの中で地域の担い手として位置づけられた個人や法人が

　　　農業機械などを購入する際の補助申請に有利に働きます。

　　地域農業の目指す方向性をスローガンとして記載します。

　　　例その1）　地域の農地は自分たちで守ろう！

　　　例その2）　新規就農者を受け入れ、耕作放棄を防ごう

　　地域全体の作物ごとの作付面積や売り上げについて、現状と5年後の目標を記載します。

　　5年後の目標には、地域としてどのような作物の振興を図っていくかも盛り込みます。

　　今後、地域を担っていく農家さんを記載します。今後、耕作されなくなる農地が

　　発生すれば、中核的担い手の農業者へ集積します。

　　また、中核的担い手は国の補助や支援が受けられます。

　　5年以内に耕作されなくなる農地とその所有者を記載します。また、その農地を誰に

　　集積するかについても併せて記載します。

　　プランは随時見直しが可能です。まずは形にし、地域で将来図を共有することが大切です。

　　作成については、農林課までご相談ください。

　このたび、「農地中間管理事業の推進に関する法律」（平成25年法律第101号）が改正され、京力農場プラン（人・農地プラン）を真に地域の話合いに基づく、

　実効性のあるものにするため、国からプランの見直しを求められております。

　プランの実質化とは以下の3点を盛り込んで京力農場プラン（人・農地プラン）を作成することです。

　1．今後の農地利用に関するアンケート調査

　2．地図による現況把握

　3．中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成

　既存の京力農場プラン（人・農地プラン）について既に実質化したプランとみなせるかどうか

　見極めを行なった結果、既に実質化されていると認められたプランを公開します。

　※判断基準は区域内の中心経営体の経営する面積と、近い将来の農地の出し手からの

　　　貸付予定面積の合計が区域内の耕地面積の過半を超えていること

　既に実質化されていると認められなかったプランは、令和3年3月末までに京力農場プラン

　（人・農地プラン）の実質化に向けて見直しを行なうこうとになります。

　農地中間管理事業の推進に関する法律（平成25年法律第101号）第26条第1項に基づく農業者等の協議において、京力農場プランが決定したので、公表します。