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あしあと
皆さん、人権擁護委員は知っていますか?
人権擁護委員とは、人権擁護委員法に基づいて、人権相談を受けたり人権の考え方を広めたりする活動をしている民間の方々です。人権擁護委員制度は、様々な分野の人たちが人権思想を広め、地域の中で人権が侵害されないように配慮して人権を擁護していくことが望ましいという考え方から設けられました。
人権擁護委員は、地域の皆さんから人権相談を受け、問題解決のお手伝いをしたり、法務局の職員と協力して人権侵害から被害者を救済したり、地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるような啓発活動を行ったりしています。人権擁護委員の活動を大きく分けると、主に人権相談活動、人権侵犯に関する調査・救済活動、人権啓発活動があります。
●人権の花運動
全国の人権擁護委員が中心となって、主に小学生を対象に花の種子や球根などを配り、小学生が協力して草花をそだてることによって生命の尊さを実感する中で、豊かな心をはぐくみ、優しさと思いやりの心を体得することを目的とした活動です。
●人権教室
小中学校や幼稚園などを訪れ、手作り紙芝居や人形劇などを通して、相手を思いやる優しい気持ちを育てます。
●企業研修
人権擁護委員は、無償で企業などの人権研修の講師となり、企業に求められている社会的責任や男女共同参画の意義などに触れながら、人権尊重の重要性について講演しています。
●人権侵害による被害者の救済
人権擁護委員は、人権相談などにおいて、被害者から「人権を侵害された」という申告を受けた場合、法務局・地方法務局の職員と協力して、人権侵犯事件の調査・処理に携わり、当事者の利害・主張の調整を行うなど、事案の円満な解決を図っています。
冊子「じんけんMaizuruおもいやり」
舞鶴市役所市民環境部人権啓発推進課
電話: 0773-66-1022
電話番号のかけ間違いにご注意ください!