あしあと
令和7年10月12日(日曜日)に開催する戦後80年・海外引揚80・ユネスコ世界記憶遺産登録10周年平和祈念式典の第二部において、抑留者を出迎える舞鶴の人々に焦点をあてたオリジナルの市民参加型音楽劇を上演します。
6月中旬に、いよいよ本番に向けた練習がスタートしました!
そこで、皆様により深くお楽しみいただけるよう、練習の様子や舞台の内容をこちらのホームページで随時公開していきたいと思います!
真剣な眼差しで練習に励む参加者や指導者の姿、
今回の演出等を担当するオペラ歌手で女優の”嶋村友美さん”による熱血指導の様子、
そして少しずつ形になっていく舞台の世界を、写真や動画を交えながらお届けしていきます。
普段は見ることのできない舞台の裏側を、ぜひこの機会にご覧ください。
更新情報はSNSでもお知らせしますので、どうぞお楽しみに!
10月12日に上演する市民音楽劇「海のその先」の本番に向けて、練習に打ち込むキャストのインタビューをお届けします!
今回は、息子の帰りを待つ母・つるさんを見守る「郵便屋」と、夫の帰りを待つ妻・佐々木みちさんを支える隣人役「中村」を演じるお二人に、舞台にかける想いを伺いました。
【郵便屋】
●台本を読んでどう思いましたか?
複雑そうでどんな舞台になるか想像できませんでした。
●参加してみてどうですか?
練習に参加する度に舞台が出来上がっていく様子が見れて楽しいです。
●今回の劇の見所は?
戦争が引き起こした登場人物達のそれぞれ違った物語と想い。
●自分の役の好きな所は?
仕事を頑張っている所。
●お客さんに向けて一言!
ぜひ見に来てください。
【中村】
●台本を読んでどう思いましたか?
シベリア抑留に関わる人々の人間模様を体感させてもらいました。
●参加してみてどうですか?
お芝居の難しさと同時に面白さや楽しさを毎回味わっています。
●今回の劇の見所は?
「おもてなしの街・舞鶴」の姿をご覧ください。
●自分の役の好きな所は?
佐々木さん一家のことを暖かく見守っているところです。
●お客さんに向けて一言!
10月12日、平和の尊さを考える一日にしてください。
演出の嶋村友美先生のご指導のもと、合同練習を行いました。
練習は、参加者の皆さんの心を一つにするアイスブレイクからスタート。その後は、衣装や小道具も使い、本番さながらの通し練習を行いました。
本番に向けて、さらにクオリティを高めていきます。本番をどうぞお楽しみに!
今後は、キャストや嶋村先生のインタビューなども公開する予定です。
次回の更新もぜひご期待ください!
「舞鶴市婦人会」役の参加者の皆さんと、舞台で使う小道具の製作を行いました!
「文字はどう書きますか?」「この布、この大きさで折れば綺麗にできますね!」
そんな声が飛び交う中、皆さんが協力し、熱心に作業に取り組む姿は、まるで「おもてなしの心」で引揚船を出迎え、支え続けてきた、当時の婦人会の姿そのものでした。
皆さんが心を込めて作ってくださった小道具が、どのように舞台を彩るのか、ぜひ本番の舞台をお楽しみに!
今回はキャストとコーラスチームで合同練習を行いました。
「次回の嶋村先生の特別練習までに絶対に全て復習して、舞台を形にしてみせるぞ!」と、チーム全員で気合を入れて練習に臨みました!
また、今回合唱指導でお世話になっている「舞鶴市民オペラの会」のInstagramでは、キャストのインタビュー動画などを投稿していただいています。
そちらもぜひご覧ください!
「舞鶴市民オペラの会」のInstagramはこちら!(別ウインドウで開く)
演出の嶋村先生にお越しいただき、シーンごとの演技指導や合唱練習などを行いました。
「台本にはセリフや段取りが書かれているけど、書かれていないかのように、まるで魔法にかけられたように見せるのが役者の仕事。」
「シーンとは変化していくもの。各シーンの葛藤や感情の変化を、お客さんに見せたい。」
などなど…。
嶋村先生の名言が飛び交う熱血指導に、参加者は熱心に聞き入っていました。
また、キャストのみの特別練習の最後には、全てのシーンを冒頭から順に演技を行う「通し練習」を行いました。皆の熱演に、思わず涙を流す参加者も。
これからどんな素敵な舞台に仕上がるのか、期待の膨らむ練習となりました!
7月12日・13日は演出の嶋村友美先生による特別合同練習を実施しました!
12日はキャストの衣装合わせと特別練習。
本番の衣装を身にまとい、良い緊張感の中、練習に励みました。
13日はコーラスの衣装合わせと、キャスト・コーラスの合同特別練習を実施。
コーラスの参加者一人一人にも嶋村先生が役柄や家族構成を設定してくださり、最初は恥じらいをみせる参加者も、嶋村先生の熱血指導によって練習の最後には、まるで本物の家族のように演じていました!
衣装や小道具は、参加者や舞鶴引揚記念碑を守る会の方からご提供いただき、リアリティのある衣装達に皆の士気も高まりました。
また、練習の合間には、引揚記念館の「折り鶴アートプロジェクト」の折り鶴をみんなで作成したり、
舞鶴・引揚語りの会に所属する参加者による「シベリア抑留」などに関するミニ解説を行ったりと、盛りだくさんな週末となりました!
7月5日、キャストチームは本番の舞台上を使った練習で気合充分。
そこで今回は、献身的に帰還者を支える舞鶴の学校の先生「はる」と、抑留された兄の帰りを待つ「最上さん」を演じるお二人に、それぞれのお役への想いや舞台にかける情熱を伺いました!
「創作とはいえ、実際にあった発言がセリフにあったり、史実に基づいた要素が多い作品です。お芝居の経験がないため、難しさを感じていますが、それぞれの役ごとに与えられた役割があると感じているので、それが伝えられるように、頑張って練習していきたいと思います!」
本番に向けて、さらなる熱演を期待しています!
(左)最上さん、(右)はる
演出の嶋村先生がいない中での練習でしたが、皆さんしっかり役を作り込んで、やる気モード全開!
時には笑いも交わしながら練習は順調に進みました。
舞台作りは総力戦。チーム一丸となって本番まで駆け抜けたいと思います!
冒頭は、手拍子や「カエルの合唱」の輪唱を取り入れたアイスブレイクを行い、
リラックスした雰囲気で練習がスタート。
しかし舞台の楽曲の練習になると、皆さん表情が一変!
梅雨の暑さを吹き飛ばすくらいの熱量で歌声を響かせていました。
どのようなコーラスになるか、本番の舞台をお楽しみに!
市民音楽劇 舞台「海のその先」の練習がいよいよ始まりました!
初回練習となる6月14日は、今回の演出を担当する嶋村友美さんをはじめ、指導者、市民公募のキャスト・コーラスの参加者が一同に介し、顔合わせと台本の読み合わせを行いました。
参加者達は嶋村先生の熱い想いを受け、舞台への期待を膨らませていました。
多くの方々に引揚の史実と感動をお届けできるよう、一丸となって練習に励んでまいります。ぜひご期待ください!
市民音楽劇「海のその先」は、令和7年10月12日(日曜日)15時から上演いたします。
また、13時からは、平和へのメッセージや市内の中学生による合唱など、史実の継承と平和への願いを込めた「平和祈念式典」を実施します。
戦後80年・海外引揚開始80年の節目に、「引き揚げのまち 舞鶴」から市民とともに平和への願いを発信する、記念事業となっております。
ぜひ皆様お誘い合わせの上、ご来場ください!
舞台「海のその先」
令和7年10月12日(日曜日)15時から
舞鶴市総合文化会館 大ホール
原案・構成・演出:嶋村友美
脚本:伊藤浩志
作曲:加山忠則
キャスト・コーラス:市民公募
舞台は舞鶴の港。
今日も引揚船がやってくる。
戦争は終わったのに未だシベリアに抑留されて帰らぬ夫を待つ とみ、みち。
戦争に行ったまま行方知らずの息子を待ち岸壁に立ち続けている母 つる。
そんな人々を支え13年間引揚船を見守ってきた はる。
女性4人の想いは重なり合いながら未来へ、海のその先へと続いていく。
チラシ(PDFデータ)
お車でお越しのお客様は、以下の駐車場へ停車をお願いいたします。
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
電話番号のかけ間違いにご注意ください!