あしあと
赤れんが博物館ニュース 令和7年9月
赤れんが博物館ニュース 令和7年9月を発行しました
令和7年9月号もくじ
P1 ・戦後80年小企画展「記憶を刻む赤れんが:戦後80年と旧軍施設の変遷」
P2 ・令和7年第2回市民講座「日本の近代化とれんが⑤ 鉄道とれんが」9月20日(土)開催のお知らせ
・今月のれんが 森永製菓株式会社中京工場 トンネルオーブン 耐火れんが
●今月のれんが 森永製菓株式会社中京工場 トンネルオーブン 耐火れんが
赤れんが博物館では、赤れんがのような建築用れんがとともに、高い耐熱性を持つ「耐火れんが」を紹介しています。かつて幕末期の「反射炉」や蒸気機関車の罐、暖炉、ボイラー室などに使用された耐火れんがは、現代ではごみ処理施設の焼却炉、製鉄所の高炉などに使用され日常生活を支えています。
私たちの食生活に係わる耐火れんがもあります。ベルトにのせたパンや焼き菓子の生地を、長いトンネル状の炉の中をゆっくり移動させて焼き上げるトンネルオーブンの天井面に使用されていた左写真の耐火れんがは、森永製菓株式会社中京工場からご寄贈いただきました。中京工場では、ご存知「おっとっと」や「パックンチョ」が製造されています。
・森永製菓の創業者と舞鶴・・・東郷平八郎が好んだと伝わる栗饅頭を商う東舞鶴の和菓子店「勇貫堂」。その店内には、森永製菓の創業者である森永太一郎氏より寄贈された「終始一貫」の書が掲げられています。森永製菓と舞鶴の縁を物語る書です。
森永製菓株式会社中京工場トンネルオーブン耐火れんがの展示
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
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