あしあと
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新年おめでとうございます。
職員の皆さんには、令和7年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
早いもので、私が市長に就任してから2年が経過しようとしています。
振り返りますと、「第7次総合計画後期実行計画」の策定に始まり、子ども医療費補助の18歳までの拡充、中学校給食費の無償化、大和紡績跡地へのアイリスオーヤマ株式会社の誘致、持続可能な地域医療に向けての展開、福祉分野における重層的支援体制の構築、図書館の再編、中学校部活動の地域連携の取り組み、対話集会の実施や広報の強化など、様々な施策を推し進めることができました。
また、音楽フェスの開催や赤れんがパークの賑わい創出など、若者や民間ベースで、舞鶴を盛り上げようとする機運が上昇していることは大変喜ばしいことです。
このように事業者と一体となった事業を成功させることができたのは、職員の皆さん一人ひとりが努力を惜しまず、「まちをよくしたい」という情熱を持ち、一丸となって取り組むことが出来たからだと考えております。
改めまして職員の皆さんに感謝申し上げます。
さて、こうした中、新たに令和7年を迎えました。
総合計画にも掲げている目指すべき将来像「未来に希望がもてる活力あるまち・舞鶴」の実現に向けて、実施しなければならないこと、考えなければならないことがまだまだあります。
市民の皆さまにお約束した小学校の給食費無償化の早期実現、近代化遺産を次世代へ継承する取り組み、次なる企業誘致、最適な地域医療の確保、インフラ整備においても、国や府との連携で進める、西舞鶴道路や京都舞鶴港の利便性を高めるためのアクセス向上とバースの拡大、小倉西舞鶴線のトンネル共用開始や4車線化などにも力を注いでいく必要があります。
こうした待ったなしの課題に対して、「一時の頑張り」ではなく、「頑張り続ける」舞鶴市でありたいと思っています。
そのために、職員の皆さんには、困難に直面しても前向きに考え続け、たとえ成果に繋がらなくとも、次こそは、その次こそはとチャレンジする、そのことを続けてほしいと思っています。
しかしながら、労働人口の減少という大きな社会問題は、我々自治体も避けられないものであり、採用者確保の困難化、業務の高度化などの課題が山積し、本市職員の働く環境が厳しいものとなっている現状にあっても、それを乗り越え、持続可能な行政サービスを維持、そして発展させていくための対策を打っていくことが急務であります。
その手段のひとつとして、デジタル化を推し進めることはこれまでから一貫して申し上げてきました。
この2年間でキントーンをはじめ、デジタル技術を活用した効率的な働き方について、職員自らの積極的な活用が進んできております。
本年は、事務用パソコンの一斉更新や民間からのデジタル人材の登用など、さらにデジタル化を加速していきます。
また、質の高い行政サービスを提供し、市民に寄り添った政策を立案・実行していくためには、職員自身の余裕が必要です。
時間的余裕、精神的な余裕などがありますが、それらを確保するために、生活スタイルに合わせた働き方など、職員一人ひとりの働き方に選択肢や柔軟性を持たせたいとの私の強い考えです。
昨年、改革推進課を設置し、各部に寄り添いながら行革を進めています。
また市長と職員との意見交換も通じて、多くの職員から様々な課題を私自身が直接聞いてきました。
それらの声を実行する第一弾として、本年から新たに働き方を大きく変えていきます。
時差出勤制度や在宅勤務制度の実施、メンタルヘルスケア、カスタマーハラスメント対策といった取組を実施し、日本一働きやすい市役所を目指します。
開庁時間や窓口の在り方などについても随時進めていきます。
最後になりますが、複雑化・多様化する課題に対応していくためには、一人ひとりが市民の皆さんとの会話の機会を大切にし、市民の声を組織に共有してほしいと思います。
そうして導き出した方向に向かって、職員が一丸となって市政を進める、そんな舞鶴市でありたいと思っています。
巳年は、脱皮をする蛇のイメージから「復活と再生」を意味すると言われており、新しいことが始まる年になると言われています。
新しい一年が、皆さまにとって、また舞鶴市にとって新たな希望と活力を生み出す年となり、未来に希望がもてる活力あるまちに近づくことを祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。
令和7年も頑張りましょう。
舞鶴市役所総務部人事課
電話: 0773-66-1066
ファックス: 0773-62-5099
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