10月は「骨髄バンク推進月間」です

骨髄バンクは、白血病などの血液の病気で苦しむ患者さんに、骨髄移植を届けるための公的な事業です。白血病などの血液疾患に有効な治療法として、骨髄移植や末梢血（まっしょうけつ）幹細胞移植がありますが、この治療法には骨髄や末梢血幹細胞を提供していただけるドナーが必要です。

骨髄移植の現状

毎年、約2000人の患者さんが骨髄移植を必要としていますが、実際に移植を受けられるのはその半数程度です。これは、患者さんとドナーの白血球の型が適合する確率は、血のつながりがなければ数百から数万分の一。骨髄バンクで移植を受けられる患者さんは、希望者の半分程度にとどまります。また、適合したとしても、ドナーの方の健康状態や都合が合わないこともあります。

私たちにできること

一人でも多くの患者さんに移植のチャンスを届けるためには、より多くのドナー登録が必要です。特に若い世代の方のドナー登録が求められている状況です。ドナー登録は2mLの採血で完了します。移植を必要とする患者さんのため、ご協力をお願いいたします。

詳しくは、日本骨髄バンクホームページをご覧ください。

舞鶴市内の献血会場で、骨髄ドナー登録会を同時開催しております。