舞鶴に残る「海軍の料理教科書」3冊をWEBで初公開！

　海軍が調理担当の隊員の育成を目的に編さんした「海軍の料理教科書」。

　舞鶴市内にある海上自衛隊 第4術科学校が所蔵する「海軍の料理教科書」の中で、日本で唯一、同校に原本が現存する「海軍割烹術参考書」など3冊をWEBで初公開します。

　2021年には舞鶴鎮守府開庁120年を迎える舞鶴から、「海軍洋食文化」を発信します。

　世界中のメニューから海軍が選び、栄養など日本の食の近代化に寄与した「海軍洋食」の歴史をご覧ください。

　また、レトロな洋食やスイーツが掲載されたこの教科書を、ご家庭や店舗などのメニュー開発などにどうぞご活用ください。

 海軍グルメを代表する「カレー」をはじめ、「ビーフシチュー」「チキンライス」などの洋食。

「プリン」「ワッフル」「アイスクリーム」などの洋菓子の材料と手順が記載された、明治41（1908）年発行の「海軍割烹術参考書」

イギリス海軍が長期航海による船員の「壊血病」の発症を防ぐために製造し、海軍に伝わった「レモネード」と呼ばれた炭酸レモン飲料のレシピが記載されている、大正7（1918）年発行の「海軍四等主計兵厨業教科書」

昭和13（1938）年に発行され、家庭料理の人気メニューの1つにあげられる「肉じゃが」のルーツといわれる「甘煮」のレシピが記載されている「海軍厨業管理教科書」

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