あしあと
毎年10月は、乳がんに関する正しい知識の普及と、早期発見・早期治療の大切さを伝えるピンクリボン月間です。
市では、期間中、赤れんがパーク5号棟、田辺城城門を乳がんの啓発カラーであるピンク色にライトアップし、この活動を周知しています。
この機会に、乳がんについて考えてみませんか?

赤レンガ5号棟ライトアップの様子

田辺城ライトアップの様子
乳がんは、乳房に張り巡らされている乳腺にできる悪性の腫瘍です。
日本では毎年9万人以上が新たに罹患しており、日本人女性の9人に1人がなるともいわれています。
特に30歳から64歳の女性では、乳がんが、がん死亡原因の第1位です。
一方で、早期に見つけて治療すれば、9割以上の方に治癒が期待されます。
また、自覚症状のない場合も多いですが、しこりなど乳房の変化に自分で気づくことができる可能性のある数少ないがんでもあります。
乳がんになっても早期に発見できるよう、定期的な検診と日頃のセルフチェックが大切です。
ささいな変化に気づくためには、日頃からご自身の乳房の状態を知っておくことが大切です。
月に1回、乳房を「見て」「触って」、チェックしましょう。
もし、変化を感じた場合は、すみやかに医療機関へ受診することが大切です。
毎月、月経終了後の1週間前後は乳腺が安定しているのでセルフチェックに適しています。また閉経後の人は毎月、日を決めて行いましょう。
下記の動画やPDFデータで、簡単にできるセルフチェックの方法をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
いつでも見られるようにスマホに保存しておくのがオススメです。
乳房セルフチェック法
「見て」「触って」、月に1度は行いましょう!
乳がん検診(マンモグラフィ)では、自覚症状のない早期のがんを発見できる場合もあり、死亡率減少効果も確認されています。
実際に、令和5年度に実施した市の乳がん検診では、18名の方に乳がんが発見されましたが、そのうち約8割は早期での発見でした。
セルフチェックとあわせて、40歳になったら2年に1回、定期的に検診を受けましょう。
市では、40歳以上の女性で、令和6年度に市の検診を受診していない方を対象に乳がん検診を実施しています。(対象の方には、6月下旬に受診券を送付済み)
実施医療機関など、検診の詳細はこちら(別ウインドウで開く)からご確認ください。

※この受診券は見本です。

※この無料券は見本です。
広報まいづる10月号に、おおえ乳腺クリニックの大江信哉院長へのインタビューなどを掲載しています。詳しくはこちら(別ウインドウで開く)から。

《広報まいづる10月号 22ページ》