ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

舞鶴市ホームへ

  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • 文字サイズ

  • 背景色

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    令和5年度 市長訓示(4月3日)

    • [2023年4月4日]
    • ID:10913

    ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

    令和5年度 市長訓示(4月3日)

    本日から新体制がスタートしました。未来に希望が持てる活力あるまち・舞鶴の再生を目指し、皆さまと一緒に仕事をさせていただけることを大変嬉しく思っています。

    希望を次世代に確実に継承していくために、「次世代への積極的な投資」、「安全で安心できる社会の実現」、「魅力的なまちづくりの構築」、「身を切る行財政改革の遂行」の4項目を基本施策の柱として位置づけ、その実現に向け市政を推進するために必要な組織改編と職員一人ひとりが持てる能力を最大限発揮できるよう、適材適所の職員配置を行うとともに、「職員の意識改革」と「組織の活性化」を目指す人事異動を行いました。
    皆さまには、持てるチカラを最大限発揮して臆することなく挑戦して欲しいと思っています。みなさんの力が結集した市役所づくりで、まちに活力を与え、市民が希望を抱き、まちが躍動すると考えています。

    私は、市民の皆さまの声をできる限りお聞きして、行政運営に反映することをお約束しました。それは、職員の皆さまにも同じであります。積極的な情報開示と、わかりやすくこまめな情報発信に努める市役所づくりを目指しますから、みなさんもそのように努めていただきたい。
    また、個々に判断すること無く、耳の痛いことも共有して課題解決や事業推進に努めていきます。
    もちろん、責任は市長、私が取ります。持てるチカラを思う存分発揮していただいて、まちを変えるチャレンジに挑戦してください。

    さて、本日はプロフェッショナルとリーダーシップとフォロワーシップの3点について話します。

    最初にプロフェッショナルについてです。
    皆さんには、それぞれの領域で、専門家になってほしいと思います。けれどもここで心を留めていただきたいのは、その専門性を十分に活かすためには、専門領域の知識だけではどうにもならないということです。なぜなら、一つの専門性は他の専門性と上手くあまれることがないと、現実はみずからの専門性を全うすることができないからです。

    一つのアイディアを制度として定着させようとするとき、法律や経理、広報といった別のプロたちと組まなくてはなりません。別の領域のプロと同じ一つの課題に共同で取り組むことができるためには、自分の専門的知見について、別の専門家に関心をもってもらえるよう、そして正しく理解してもらえるよう、みずからの専門についてイメージ豊かに説明することが必要です。

    彼らをその気にならせないといけないからです。そしてそのためには、異なる分野のプロたちのこだわりをよく理解し、また深く刺激するような訴えかけをしなければなりません。別のプロの、自分とは異なった視線、異なった関心を理解しようとせず、相手を抑え込もうとする人は、専門家として失格です。

    次にリーダーシップです。
    それぞれの分野で専門性を高め、部下や仲間を統率して実行していくためには優れたリーダーが必要です。リーダーシップについて論じ、パナソニックの創業者、松下幸之助さんが自社の管理職員の前で話した言葉です。松下幸之助さんは「成功する人が備えていなければならないもの」として、「愛嬌」と「運が強そうなこと」と「後ろ姿」という、意外な三つを挙げました。

    軸がぶれない、統率力がある、聴く耳をもっているなどといった心得も、たしかに大事でしょう。
    だけれども、愛嬌があってスキがある、運が強そうな人と一緒にいると理由はないけど、上手くいきそうな気がする。このような隙間、緩みこそ、人の関心を誘いだすものです。

    最後にフォロワーシップです。
    皆さまは、優れたリーダーを目指しておられるかもしれません。もちろんそれは間違いではありません。けれども忘れてはならないのは、誰もがリーダーになりたがるような社会はすぐに壊れるということです。一つの事業を成し遂げるには、リーダーとともに、脇役や黒子が要ります。
    それぞれが日頃の本務を果たしつつ、あるときは「いま仕事が手を抜けへんので代わりにちょっと頼む」、あるときは「お前大変そうやな、しばらくは俺がやっとくわ」というように、それぞれが前面に出たり背後に退いたりしながら、しかしいつも全体に目配りしているそういうメンバーからなる集団こそ、真に強い集団だということになるでしょう。

    その意味では、リーダーシップとおなじくらい、優れたフォロワーシップというものが重要になってきます。自分たちのリーダーの指示に従うが、自らも常に全体を見やりながら、リーダーが見逃していること、見落としていることがないかというふうにリーダーをケアしつつ付き従ってゆく、フォロワーシップです。
    私は皆さまに、周囲の人たちから、「あいつにまかせておけば大丈夫」とか「こんなときあの人がいたらなあ」と言ってもらえる人になっていただきたいと心から願っています。

    最後になりますが、組織とは言うまでもなく人の集団です。そして、一人一人が受け身で指示を待つのではなく、それぞれにそれぞれの能力を全開して動くそのときに、組織はもっとも活力と緊張感に溢れます。上司の命を待つのではなく、一人一人が自分の頭で考え、へこたれずに行動できる組織こそ活力があります。

    今年は、市政施行80周年です。第7次舞鶴市総合計画 後期実行計画の初年度でもあります。コロナからも徐々に脱却し、未来に希望が持てる活力あるまち・舞鶴の再生をともに進めましょう。

    お問い合わせ

    舞鶴市役所政策推進部広報広聴課

    電話: 0773-66-1041

    ファックス: 0773-62-7951

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム


    ページの先頭へ戻る

    〒625-8555 京都府舞鶴市字北吸1044番地

    電話:0773-62-2300(代表)

    法人番号:4000020262021

    このホームページに関するお問い合わせ・ご意見は

    舞鶴市役所 政策推進部 広報広聴課

    電話:0773-66-1041

    舞鶴市の地図

    Copyright © 舞鶴市役所 All Right Reserved