舞鶴市下水道事業に係る経営比較分析表
経営指標による分析
各公営事業において、経営及び施設の状況を表す経営指標を活用し、当該団体の経年比較や他公営企業との比較、複数の指標を組み合わせた分析を行うことにより、経営の現状及び課題を的確かつ簡明に把握することが可能となります。
対象事業
平成27年度決算統計に基づく分析であるため、全国共通の事業区分により策定しています。
1.公共下水道事業
2.特定環境保全公共下水道事業
3.漁業集落排水事業(水ヶ浦地区を除く)
4.農業集落排水事業(佐波賀集会所等を除く)
5.特定地域生活排水処理事業(=公設浄化槽)
6.個別集落排水事業(=水ヶ浦地区、佐波賀集会所等)
各経営指標の概要
収益的収支比較
使用料収入や一般会計からの繰入金等の収益で、収益的支出に企業債償還金を加えた費用をどの程度賄えているかを表す指標。
企業債残高対事業規模比率
使用料収入に対する企業債残高の割合であり、企業債残高の規模を表す指標。
経費回収率
使用料で回収すべき経費を、どの程度使用料で賄えているかを表した指標。
汚水処理原価
有収水量1㎥あたりの汚水処理に要した費用であり、汚水資本費・汚水維持管理費の両方を含めた汚水処理に係るコストを表した指標。
施設利用率
施設・設備が一日に対応可能な処理応力に対する、一日平均処理水量の割合であり、施設の利用状況や適正規模を判断する指標。
水洗化率
現在処理区域内人口のうち、実際に水洗便所を設置して汚水処理している人口の割合を表した指標。
管渠改善率
当該年度に更新した管渠延長の割合を表した指標。