あしあと
まいづる環境市民会議主催で募集しておりました、舞鶴市内で様々な環境活動を行っている個人や団体の方を表彰する「まいづる環境市民賞2025(Maizuru Eco people Award)」の受賞者が決定しました。
おおうら海と農ネットワーク
(活動概要)
豊かな海、自然環境、景観を魅力とする大浦半島では、急激な人口減少や主力産業である漁業従事者の高齢化など、地域経済活動が大きく衰退する現状があることから、「環境問題(自然・生活の問題)」と「経済活動(特に観光)」を結びつけた取り組みを提案、実践しており、停滞感のある地域に動きをつけることを目的として活動している。
野原観光協会と協力し「海ごみ調査体験」という観光ツールを開発。実際に令和7年度に「亀岡市海ごみ子ども探偵団」の海ごみ調査を受託するなど、大浦の海を活かした環境教育の受け入れを行う。域外からの呼び込みだけでなく、地域内にある大浦小学校の環境学習のサポートも行っている。
また、団体創設以降毎年(コロナ禍の中断を除く)、大学の研究者や学生と合同で海ごみ調査を実施し、その結果の一部が学術誌(2017,水循環・環境研究,vo.l30,pp1~7)に掲載されるている。世界的に海洋プラスチック問題が注目を集める中、単なる環境保全活動や観光ツールにとどまらない、SDGsの学びの場を提供している。