あしあと
PDF版 舞鶴市郷土資料館だより4月号
資料館だより4月

文化遺産オンラインは、文化庁が運営する文化遺産に関するポータルサイトです。
2026年3月時点の参加館数は1,087館、公開作品は304,179点にのぼり、日々更新されています。全国の博物館・美術館の所蔵する文化財や各館の情報も得られます。
令和7年度には京都府立丹後郷土資料館をはじめ、京都府内の博物館や資料館が登録を進めました。舞鶴市では郷土資料館と赤れんが博物館が資料を登録しました。
これまでも当館では、立命館大学アートリサーチセンターの協力を得て「糸井文庫」の公開(「舞鶴市糸井文庫閲覧システム」)や京都府立大学文学部歴史学科の協力を得て歴史情報の公開(「まるまる舞鶴」)を行ってきました。糸井文庫閲覧システム・まるまる舞鶴とともに、文化遺産オンラインもご活用ください。

日時:令和8年4月19日(日)13:30 ~ 14:30
場所:舞鶴ふるさと発見館にて(参加者は入館無料)
申込:電話で郷土資料館【0773-75-8836】へ
志高遺跡は由良川下流域の左岸に位置する遺跡です。由良川の自然堤防上には縄文時代前期から江戸時代に至るまで断続的に続いた集落の跡があります。特に縄文時代前期土器は形のわかるものが51点もあり、日本海を介した交流があったことがわかります。この51点すべてが舞鶴市指定文化財に指定されています。
今回51点のうち9点を文化遺産オンラインに登録しました。
志高遺跡出土縄文時代前期土器
糸井文庫は岩滝町出身の糸井仙之助氏が多年にわたり収集した丹後地方に関連のある錦絵・書籍・古文書などを含んだ2,200点におよぶ郷土資料です。ふるさと発見館の糸井文庫コーナーではコレクションの約200点の浮世絵を月替りのテーマに沿ってご覧いただけます。
今月の糸井文庫は「桜」です。満開の桜は一時の輝きですが、咲き始めから葉桜になるまで、四月はずっと桜を愛でることができます。浮世絵は歌舞伎とともに発展しました。 歌舞伎で桜といえば、まずは「義経千本桜」。そして「楼門五三桐」で石川五右衛門が満開の桜を前に「絶景かな、絶景かな」と見得を切る、有名な場面を思い浮かべる方も多いでしょう。これらは江戸時代だけでなく現在でも人気の演目です。今月は義経の恋人静御前や石川五右衛門と桜をお送りします。

「忠孝名誉奇人伝」のうち静御前法楽舞の図 絵師:歌川豊芳
糸井文庫(舞鶴市指定文化財)
4月の一品は「丹後国加佐郡海岸之絵図」を紹介します。
舞鶴市指定文化財「糸井文庫」に収められている絵図ですが、所在不明だったため立命館大学で行ったデジタルアーカイブ事業からも漏れていました。絵図の入った封筒には「田邊藩郡奉行役所控」「嘉永3年(1850)」とあり、幕末頃のものと考えられます。こちらも今回「文化遺産オンライン」で公開しました。実物も今月の一品コーナーでご覧いただけます。
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)
TEL 0773-75-8836 FAX 0773-77-1314
〒624-0853 舞鶴市字南田辺1番地
(舞鶴西総合会館 1階 北側)
開館時間 9:00~17:00(最終入館16:30まで)
展示室入館料:大人100円 学生50円
(未就学児と舞鶴市内に居住または通学する学生は入館無料)
サロンスペース:無料
6日(月)13日(月)20日(月)27日(月)30日(木)

【アクセスマップ】
西舞鶴駅から徒歩約10分
舞鶴市役所生涯学習部歴史文化まちづくり課