新たな舞鶴市総合計画・後期実行計画を策定しました

市では、市が目指すべき方向性やまちづくりを進めていく上での指針となる「新たな舞鶴市総合計画（平成23～ 30年度）」を推進するための後期実行計画（計画期間：平成27～30年度）を策定しました。
後期実行計画の策定にあたっては、前期実行計画に対する意見・評価を踏まえたものとするため、市民アンケート調査によるまちづくりに対する意見の把握や、「市民による政策評価会」における進捗状況の評価を実施。また、後期実行計画（素案）に対するパブリック・コメントを実施し、広く意見募集を行いました。昨年12 月には市議会調査特別委員会が設置され、市議会において審議いただき、本年3月定例会の可決を経て策定しました。

以下の添付ファイルをクリックしていただくと内容がご覧いただけます。

経済や都市の質的な向上や付加価値の創出を重視し、働く場の確保・創出の基礎である産業経済の安定的成長と快適で利便性の高い都市空間の整備を進めます。

働く場の確保・創出に取り組むとともに、地域経済が長期的に安定的な成長・拡大を実現できるよう、市が有する豊富な地域資源を最大限に活用し、付加価値と魅力を持った物やサービスを提供することで市内外での消費に結びつけ、経済規模の拡大を図ります。

＜主な施策・事業＞

• 関西における日本海側の玄関口・京都舞鶴港を活用した人流・物流の拡大
• リーディング産業の育成
• 地域資源を活用した全国ブランドの創出
• 農林漁業の基盤整備
• 若年者の地元就職の支援　など

「住んでみたい、訪れてみた、ビジネスをしてみたい」まちにふさわしい都市環境となるよう、知恵と工夫でまちのイノベーションを図るとともに、「海・港」や「赤れんが」など本市独特の地域資源を生かすことにより、個性と魅力を持った「選ばれるまち」を目指します。

＜主な施策・事業＞

• 農山漁村への移住促進
• 市街化調整区域での地区計画制度の運用
• 円滑な交通と地域づくりを支える道路の整備
• 美しく舞鶴らしい景観づくり
• 情報発信とプロモーションの推進　など

家庭や地域におけるコミュニティの形成を目指すとともに、自助・共助・公助の連携とその補完を強化し、市民が安心して暮らせる生活環境を創造します。

社会生活の基礎となる家庭の構築・再生を促進し、多世代にわたり家族が協力して生活を営んでいくための支援を強化するとともに、個人が孤独化せず、自立でき、誰もが豊かな暮らしができる環境づくりに取り組みます。

＜主な施策・事業＞

• 多様な暮らし方を応援する住宅施策
• 高齢者や障害のある人の自立と生活支援サービスの充実
• 生活支援総合相談窓口の設置　など

地域におけるコミュニティ組織の自立性を高め、地域の力を向上させるとともに、相互扶助の精神に満ちた地域づくりに取り組みます

＜主な施策・事業＞

• 地域づくり活動の促進
• 高齢者への外出支援
• 自主防災意識の高揚と災害対応力の向上　など

地震・津波・原子力発電所での事故などに備えた防災対策の強化や地域医療の確保など安心・安全な生活環境づくりに取り組みます。

＜主な施策・事業＞

• 危機事象への迅速・的確な対応力強化
• 住民の生命・財産を守る由良川水防災対策事業の促進
• 医師確保の推進など医療提供体制の充実　など

子どもの発達段階や個性を尊重した育成・教育環境づくりを進めるとともに、育成に携わる大人も学び続けられる環境づくりに取り組みます。

社会全体で子どもの成長を支えながら、乳幼児期から成人まで発達段階に応じた育成・教育を行うとともに、その環境の充実を図ります。

＜主な施策・事業＞

• 安心して子どもを預けて働くことができる保育サービスの充実
• 一人一人の能力や個性を伸ばす個に応じた教育の充実
• 保育所（園）・幼稚園・小学校・中学校の連携充実
• 舞鶴の歴史や自然などを体験し学ぶ、ふるさと学習の推進　など

いつでもどこでも誰もが学習できる環境づくりを推進するとともに家庭教育の支援を推進します。

＜主な施策・事業＞

• 市民の生きがいづくりや健康増進のための学習機会の充実
• 地域スポーツクラブの育成支援　など

3つのまちづくり戦略の推進により“子どもからお年寄りまで安心して暮らせるまち・舞鶴”の実現に向け、職員、施設、資金、情報など市が有する行政資源の最適で有効な活用を図ります。

＜主な施策・事業＞

• 審議会や委員会などへの多様な市民の参画
• 施策・事業に係る外部評価の実施
• 債務管理のさらなる適正化
• 公共施設マネジメントの推進
• 資源の有効活用の推進
• 人事評価制度の導入
• 人材育成基本方針の推進　など