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あしあと

    まりげさん✕鴨田市長 対談動画(広報まいづる令和7年9月号)

    • [2025年9月16日]
    • ID:14228

    まりげさん✕鴨田市長 対談(広報まいづる令和7年9月号)

    広報まいづる令和7年9月号に掲載の「市長対談 移住者から見た舞鶴」の対談動画および広報紙掲載の記事です。

    広報紙に掲載しきれなかった内容も動画に掲載しています。

    広報まいづる(令和7年9月号)へのリンクはここをクリックしてください。(別ウインドウで開く)

    対談動画

    対談記事(広報紙掲載文)

    市長 新刊の出版おめでとうございます。新刊では、岡山さんの移住後の、舞鶴での暮らしのことが描かれていますが、初めて舞鶴に移り住んだ時の感想はどうでしたか。

    岡山さん 夫から「実家は京都」と聞いていたので、京都市内のイメージを持っていましたが、実際には舞鶴市は京都市内から車で1時間以上かかりますし、海があることにびっくりしました。以前住んでいた埼玉県には海がないので、海を見るとワクワクしました。

    市長 本にも描いてありましたが、今住んでいる古民家は自分たちで改修されたんですね。

    岡山さん そうです。夫が脱サラして舞鶴に来たので「お金はないけれど時間はある」状況でした。それならばと、自分たちで改修することにしました。

    市長 移住定住の施策を進めるための市の補助金は、役立ちましたか。

    岡山さん はい。補助金の存在は大きく、移住を進める上でも、心強い後押しになりました。

    市長 実際に住んでみた舞鶴の印象はどうですか。

    岡山さん 移住した当初は冬の天候に慣れず、曇り空が続くと気持ちまでどんよりしてしまうことがありました。でも、ある頃から「寒い時こそ家の中で子ども達とゆっくりと向き合える」と発想を変えたら、とても楽しく暮らせるようになりました。

    市長 舞鶴の生活に慣れると、都会での生活は窮屈と思いませんか。

    岡山さん 都会は魅力的で楽しい場所ですが、舞鶴での暮らしに慣れた今では、長くいると少し疲れてしまう自分に気付きます。都会は暮らすというより、遊びに行くところですね。

    市長 舞鶴市では、子育て施策にも力を入れています。これから移住を考えている子育て世帯には、ぜひ舞鶴を選んでほしいと思っています。

    岡山さん 子ども達も舞鶴での生活がとても気に入っています。自然との触れ合いの中で伸び伸びと成長しています。

    市長 地域の人との関係はどうですか。

    岡山さん 家の中で子ども達が騒いでしまい「うるさくてすみません」と、近所の人に謝ると「活気があっていいじゃないか」と、温かく受け入れてくださいます。舞鶴に引っ越して来たばかりのころ「子どもは地域の宝だよ」と言っていただいたのは、本当にうれしかったです。都会では人の多さもあって、子連れで出かける時に「すみません」と度々口にしていましたし、周囲に迷惑をかけないように、常に気を遣っていたように思います。

    市長 都市部から移住される人は、田舎での地域との付き合いが大変と感じる人もいますが、岡山さんにとっては地域の温かさがプラスになったんですね。

    岡山さん 地域の皆さんの優しさはとてもありがたいです。そこが移住して一番良かった点です。ただ「田舎暮らしはスローライフ」というイメージは、少し違うと感じています。頻繁に行われる地域での清掃活動や村の行事に、その都度、動員されます。私は現在、市の移住サポーターをしていて、移住を検討している人には、その事も伝えています。

    市長 おっしゃるとおりです。移住は、人生を大きく左右することなので、、移住に関するいろいろな側面について実情を正しく伝える必要があると思います。

    岡山さん それから、移住したいという声を聞き「やったー」と思ったら、意外と空き家がないんです。以前、空き家の所有者に話を聞くと「この先、誰も住む予定がないけれど、人に貸すのは抵抗があるのでこのまま置いておきたい」という話を伺ったことがあります。舞鶴って、田舎暮らしに関する本で、ランキングがどんどん上がってきているので、お互いがメリットのある形でマッチングできたらいいですね。

    市長 そうなんです。現状がベストではなく、空き家の所有者や移住希望者が気にされている細かい事までくみ取り、空き家バンク制度をアピールしていく必要があります。

    岡山さん ぜひ、私で良ければお力添えをさせていただきます。

    市長 ありがとうございます。SNSで多くのフォロワーを抱える岡山さんの日々の生活や子育て情報の発信が、舞鶴に非常に大きな影響力をもたらしています。また、コミックエッセイストとして、全国に発信いただいていることもありがたいです。

    岡山さん コミックエッセイストとして、仕事を始めるきっかけは、移住したことです。移住した当時、埼玉県の友人に向けて近況報告のつもりで投稿したのが始まりです。また、子ども達が成長する姿を記録として残しているという感覚で、子どもが大きくなった時に「手紙」として渡したいという思いで描いています。

    市長 仕事と育児の両立は大変ではないですか。

    岡山さん 私は両立しているとはいえないです(笑)。100点満点を目指すと苦しくなるので、原稿の締め切りで余裕がない時は家族全員の力を借りて何とか乗り切っています。本のタイトルにもある「たのしいことを拾って生きる。」をスローガンに、日々の小さな幸せを見落とさないようにしたいです。

    市長 今後、挑戦したいことはありますか。

    岡山さん この家を片付けた経験を生かして、古道具屋を始めようと考えています。空き家に残されている道具をただ捨てるのではなく、再び息を吹き込むことができるようにしたいです。なので、次回作は『まりげ古道具屋を始めました』かもしれません(笑)。

    市長 楽しみにしています。ファンも多く、舞鶴の知名度アップにも大きな影響力を持っておられるので、今後も自然体のままで、舞鶴の魅力を伝えていってもらいたいと思います。

    岡山さん 実は、私は自分のことを「路上ミュージシャン」だと思っていて、自分が感じたことを好きなように描いているだけなんです。それを時々足を止めて読んでくれる人がいると良いなという感覚です。私の発信が、結果的に舞鶴に興味を持ってもらうきっかけになっていればうれしいです。これからも素直に自分の思いを発信しようと思います。

    市長 本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いします。

    岡山さん こちらこそありがとうございました。


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