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あしあと

    大阪・関西万博展示『抑留から交流へ~「舞鶴モデル」による語り継ぎの新しいかたち~』

    • [2025年9月4日]
    • ID:14248

    「次世代から、次世代へ」平和の願いを発信する舞鶴の取り組み

        戦後、海外にいた多くの日本人を引揚者としてお迎えし、再会と再出発のまちとなった舞鶴。  日本では戦争や引き揚げの記憶は薄れつつありますが、世界には今も争いに苦しむ多くの人々がおられます。このような時代だからこそ、舞鶴市では、引き揚げの史実を「世界へ、未来へ」発信し、平和への願いを次世代へ語り継ぐ活動に取り組んでいます。

    大阪・関西万博展示

    期間:令和7年9月8日(月)から9月14日(日)

    会場:関西パビリオン京都ブース

    引揚記念館の紹介

     舞鶴引揚記念館は、引き揚げやシベリア抑留を後世に継承し、平和の尊さを広く発信する施設として、全国の体験者や関係者、舞鶴市民の皆様のご支援ご協力により昭和63年4月に開館しました。戦争を知らない世代が多くなり、引き揚げの歴史も徐々に風化しつつある今、歴史を知りよりよい未来を創造するために役立つ拠点として、舞鶴引揚記念館の果たす役割はますます重要になっており、平成27年10月10日には収蔵資料のうち570点がユネスコ世界記憶遺産に登録されました。

    引揚記念館ホームページはこちら(別ウインドウで開く)から

    ▲引揚記念館外観

    ▲引揚記念館内の様子

    展示品の紹介

     大阪・関西万博会場では、ユネスコ世界記憶遺産登録資料3点(複製)を展示しています。

    白樺日誌

    ▲白樺日誌

    白樺の皮をノート代わりにし、缶詰の空き缶を切ってペン先を作り、煤をインク代わりにして書き留められた、故郷日本を想う気持ちを、和歌・俳句約200余首にしたためた記録です。

    スケッチブック

    ▲スケッチブック

    抑留中に描かれた記録画で、ソ連側からメーデーの様子を描くよう指示があり、その時に受け取った2冊のスケッチブックの内の1冊と絵具や筆を貰い受け個人的に収容所の様子などを描かれたもの。抑留中に労働の様子や収容所の様子を描いた記録画としては非常に稀有のものであり、ソ連による没収を免れ奇跡的に日本へ持ち帰ることができました。

    俘虜用郵便葉書

    ▲俘虜用郵便葉書

     往復葉書で抑留された人々が日本で待つ家族と許された唯一の通信手段。
     ソ連側で検閲があったため葉書にはつらい労働やお腹を満たすことのない粗末な食糧事情、氷点下を下回る冬の厳しい寒さなど苦しい生活を書くことは許されず、葉書に書く内容は大きく制限されていましたが、抑留者達は可能な限りにこの通信の機会を利用し、日本で彼らの帰りを待つ家族にその生存を伝え、それと同時に日本の家族からの返信を心待ちにし、それをシベリアでのつらい抑留生活を乗り越える心の支えにしていました。


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