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あしあと

    【農福連携】視覚障害者支援団体「まなざし」の活動を紹介します

    • [2022年9月12日]
    • ID:10332

    農福連携とは

    障害者らが農業を通じて社会と関わることで、その生きがいづくりにつなげようとする取り組みです。高齢化や担い手不足が進む農業分野において、新たな働き手を確保できるという期待も高まっており、全国で活動が広がっています。

    市内でも、様々な団体が独自に活動を行っており、舞鶴市では、地域における連携の場を構築・支援することにより、取り組みをさらに広げられるよう、効果的な農福連携事業推進策の調査・研究に取り組んでいます。

    今回は、目が不自由な人にも、土に触れたり、実際に食べたりすることで、農作物を育てる楽しみを味わってもらおうと活動を行っている、NPO法人「視覚障害者支援ネット・チームまなざし」(理事長・神田昌胤さん)の取り組みを紹介します。

    NPO法人「視覚障害者支援ネット・チームまなざし」の活動について

    【色鮮やかな看板が目印】

    JR真倉駅から国道沿いに500メートル南へ進むと、左手に「まなざし農園」の看板が現れます。

    山のふもとに広がるのは、法人理事の堤隆志さんが管理する10アールの畑です。法人が2021年秋に開設し、視覚に障害のある会員や支援者の皆さんが協力しながら、玉ねぎやトマト、トウモロコシなど13種類の農作物を栽培しています。

    【丸々と太ったかぼちゃをさわる神田さん】

     農園を始めたきっかけは、自身も視覚に障害のある理事長の神田さんが、コロナ禍で生活に不自由を感じていたからだといいます。スーパーで買い物をするとき、野菜を手に持ち、重さや形を確かめていたのが、コロナ禍でできなくなり、外に出られず気持ちが落ち込む日々が続きました。そんなとき「農園を作れば、農作物を育てる喜びを感じながら、安心して人と交流できる」と思いつき、法人の立ち上げを決めたそうです。

    【手すりやアルミ缶を設置】

    畑では、登りづらいところに手すりを設置したり、弱視の人が、光の反射を目印にできるようあちこちにアルミ缶を配置したりし、目の不自由な人でも安心して作業ができる工夫を行っています。

    この日はかぼちゃの収穫日で、集まった人たちが、実の大きさを確かめたり、土に触りながら言葉を交わしたりして、農作業に取り組んでいました。

    農作業には、法人の会員だけではなく、地域のボランティアや、近くの障害者福祉施設の利用者が加わることもあるといいます。神田さんは「土に触れると、生きている喜びを感じます。地域との交流の輪も広がってうれしい」と話していました。

    農福連携に取り組んでみたい方へ

    舞鶴市では、農福連携に興味があり、取り組みを希望される事業者や団体のマッチングを行っています。

    興味のある方は、福祉企画課までご相談ください。


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