あしあと
舞鶴市内の各地には、旧石器時代から現代にいたるまでの人々の歩んできた歴史の痕跡が残っています。
そんな舞鶴の歴史文化遺産を巡って学ぶ連続講座のうち、第3回「湧くわく土器どき発掘現場体験」の開催結果をお届けします。
田辺城は、安土桃山時代に細川幽斎によって築城された平城で、「田辺籠城戦」の舞台としても知られています。細川氏のあとも、京極氏、牧野氏と城主を変えながら、明治時代まで加佐郡の中心として存続しました。
今回の講座では、(公財)京都府埋蔵文化財調査研究センターが現在行っている田辺城跡発掘調査現場を見学し、生の発掘現場の臨場感を肌で感じながら、発掘成果の一部を御覧いただきました。
2.場所 旧市民会館跡地
△今回の調査地は田辺城三の丸にあたる場所です。
また、明治時代の加佐郡役所に建てられた基礎も見つかっています。
△東側から西側を臨む調査地全景。
西側からは武家屋敷の石組溝などが見つかりました。
△発掘現場に降り立ちます!
△武家屋敷内では、上水施設や庭園の池跡とみられる礫敷き遺構なども見つかりました。
△写真左側に見えるのは武家屋敷の礎石です。
△今回の調査からは、田辺藩上級武士の暮らしぶりが伝わりました。
参加者からも多くの質問が飛び交い、大変盛り上がりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
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