あしあと
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今年度の人権映画上映会を企画したのは、新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言中の5月。近年ずっと300人以上のご参加をいただいている人気事業だけに中止にはしたくない。どうするか考えた結果「参加者100名」に絞って、「事前申込制で氏名や連絡先」を把握して、「野外上映会」として開催することにしました。もちろん発熱の確認や、マスク、ソーシャルディスタンスは必須です。
上映するのは自閉症の理解をテーマにした「ぼくはうみがみたくなりました」。募集を開始したところ申込者は定員の100名を大きく超えてしまい、かなりの人数お断りせざるを得ませんでした。参加いただいた方、本当にありがとうございました。参加出来なかった方、申し訳ありませんでした。
※映画「ぼくはうみがみたくなりました」が視聴覚ライブラリで借りられるようになりました。→新着情報ページへジャンプ(別ウインドウで開く)
<事業概要>
開催日 令和2年8月29日(土)
時間 午後6時50分~午後9時
場所 総合文化会館 野外特設ステージ
映画 「ぼくはうみがみたくなりました」
リモートトーク 山下久仁明さん(原作者)「自閉症って…なんだ?」
参加者 100名
<映画あらすじ>
看護学生の明日美(大塚ちひろ)の愛車は黄色いステップワゴン。ひょんなことから自閉症の青年・淳一(伊藤祐貴)と二人で海へドライブに行くことに。しかし、彼の言動は少し変だ。いや少しどころじゃない・・。一人の自閉症の青年をめぐるドタバタ劇が、旅先で出会う人々を巻き込みながら始まる。時にユーモラス、時に厳しく、そして温かく。心が少し優しくなれる感動のストーリー。
設営完了。席の距離をとって・・。スクリーンは幅5m。
東京の山下久仁明さん(原作者)とのリモートトーク開始。重度の自閉症児だった長男・大輝(ひろき)さんのこと、世間に理解してもらおうと映画製作を思い立ったこと、そして大輝さんの事故・・。短い時間で山下さんには申し訳ありませんでしたが、会場では皆さん、真剣に聞いていました。
そして舞鶴市の自閉症児の親の会「れいんぼう」代表の若本さんから、挨拶をいただき映画へ。
上映中の客席の様子。当然真っ暗ですが・・。
スクリーンの映像は輝いていました。暑さが心配でしたが程よく海風が吹いて「気持ちがいいね」「昔は町内会でもこんなのがあったねー」などと言う声が聞こえていました。
子どもさん、お孫さんと一緒に参加された方も多かったのですが、子ども達も最後まで見入っていたのが印象的でした。
≪主催≫舞鶴市/まいづる人権啓発市民会議/丹後・中丹人権啓発活動地域ネットワーク協議会
≪後援≫(公財)舞鶴市文化事業団
舞鶴市役所市民文化環境部人権啓発推進課
電話: 0773-66-1022
電話番号のかけ間違いにご注意ください!