あしあと
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例年、市内各地でクマの目撃情報が頻繁に寄せられています。
今年度におきましても、カキやクリなどの果樹やくず野菜等を目的とした集落周辺への出没や、山菜取り・登山等で入山した際の遭遇が懸念されます。
クマによる事故にあわないように、十分注意してください。
クマの特徴や習性、対策などをまとめた京都府のリーフレットが完成しました。
下記画像からデータ版がみられるほか、舞鶴市役所や京都府中丹広域振興局(字浜2020)で冊子を配布しています。
京都府ホームページはこちら(別ウインドウで開く)。
舞鶴市ツキノワグマ出没情報(京都府集計)
1 家の周りには残飯を捨てないでください
クマは腐りかけた肉なども大好きです。コンポストから出てくる悪臭はクマを呼び寄せることになります。
また、軒下などに設置した冷蔵庫が狙われる事例も発生しています。
2 ハチの巣を取り除いてください
クマはハチミツが大好物です。ハチの巣はクマをおびき寄せるもとになりますので、取り除きましょう。
3 不要な果樹(柿や栗)は取り除きましょう
クマは柿や栗の実を狙って人里へ降りてきます。柿の木には7月下旬ごろ、実が青い時期から木に登り、実を食べている様子がたびたび目撃されています。収穫する予定のない柿や栗の実は早めに取り除きましょう。また、必要な柿や栗の木には、幹にトタンを巻くとクマが登りにくくなります。
クマが柿の木に登っている動画はこちらから(令和3年7月撮影)
どうやってトタンを巻けばいいの?
クマが果樹に登れないようにトタンを巻くには簡単なコツがあります。防除される際の参考にしてください。
1 出没情報が寄せられた箇所へはできるだけ近づかないようにしてください。
2 クマは夜間や早朝の薄暗い時間帯によく行動しますので、その時間帯に外出される場合は、特に注意してください。
3 できるだけ単独行動は避けるとともに、自分の存在をクマに知らせるため、大きな音がする鈴を身につけたりラジオを鳴らして携帯するようにしてください。
4 山の中でクマの足跡や糞を見つけたら、その付近をクマが行動している証拠です。すぐに引き返してください。
1 あわてない
遠くにいる間に、そっと立ち去りましょう。
2 騒がない
大声は出さないでください。このような行為はクマを興奮させてしまいます。
3 そっと下がる
距離はお互いの興奮を鎮めることになります。できるだけ、ゆっくり離れてください。
4 走って逃げない
十分離れるまでは背中を見せて逃げるのは厳禁です。クマは本能的に襲ってくることがあります。
1 聴覚と臭覚が非常に鋭敏で、遠く離れた人間の足音を察知したり、人間の気配も嗅いで識別できます。
2 基本的に臆病な動物で、わざわざ人間を襲いに来ることはありませんが、突然鉢合わせした場合に危険です。
3 子連れの親グマはとても危険です。子グマを見かけても近寄ってはいけません。
4 人間より速く走ることもできます。
5 木の実や柿等の果実、蟻や蜂、動物等を食べますが、甘い物や魚が大好物です。
舞鶴市では下記のとおり市民の希望に応じて、森林内においてクマに出会いにくくする用品及び、クマと出会った時に身を守るための用品の貸し出しを行います。
1 貸出用品
・クマ避けベル(保有数量:40個程度)
・クマ避けスプレー(保有数量:2本)
2 貸出期間
貸出日・返却日を含めて5日間
(電話での予約は貸出日の1週間前から可)
3 貸出料金
無料
4 貸出対象者
舞鶴市内に在住又は勤務されている方
(仕事等で恒常的に必要とされる方はご遠慮ください。)
5 貸出申請
市役所農林水産振興課で所定の用紙に必要事項を記入して申請
6 受付場所
舞鶴市字北吸1044番地 舞鶴市役所農林水産振興課
7 受付時間
平日の午前8時30分~午後5時00分
8 留意事項
(1) 「クマ避けベル」については破損又は紛失した場合(「クマ避けスプレー」につい
ては必要以外にガスを噴射された場合も含む。)、同等品の弁償をお願いします。
(2) 借用したクマ避け用品を携行中に事故が発生したとしても、市は一切責任を負い
ません。
-担当部署-
産業振興部産業創造室 農林水産振興課
電話番号 0773-66-1030
または
京都府 中丹広域振興局
電話番号 0773-62-2593
京都府舞鶴警察署
電話番号 0773-75-0110