あしあと
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8月号 pdf版
「酒呑童子誅戮(ちゅうりく)之図」
歌川国芳は江戸時代末期を代表する浮世絵師です。武者絵の国芳として有名ですが、戯れ絵も美人画も一流です。舞鶴市糸井文庫は丹後に関する資料2000点余を保有していますが、その中でも丹後の伝説を浮世絵にしたものが約200点あります。歌川派の全盛期を支え、日本でいちばんたくさんの浮世絵を描いたといわれる歌川国貞(豊国3世)が49枚、次に多いのが国芳の浮世絵29枚です。そこで、4月に紹介した3枚を除く26枚を、城下町コーナー・一品コーナーも使って一挙に公開いたします。題材は酒呑童子、浦島太郎、三庄太夫、石川五右衛門、静御前、丹後鷹、天橋立です。丹後を舞台に躍動する国芳を御覧下さい。尚、糸井文庫の浮世絵はインターネットで御覧いただけます。
「水滸伝ふくまのてんにて百八の星おはしらす見立」
「橋立雨中雷」
「山海愛度(めでたい)図絵 丹後鷹」
展示品表題 |
制作年 |
百人一首之内小式式部内侍 |
天保後期(1840年代) |
大江山酒天童子酒えんの図 |
文政間(1829) |
大江山福寿酒盛 酒呑童子 |
嘉永6年(1853) |
※〔酒呑童子誅戮之図〕 |
嘉永4年(1851) |
頼光大江山入之図 |
嘉永6年(1853) |
※〔鬼首火焔を吹く図〕 |
天保年間(1843) |
源頼光大江山にて酒呑童子を退治し給う |
天保後期(1840年代) |
酒呑童子 首討 |
文政末期 |
〔頼光鬼童丸退治図〕 |
弘化4年(1847) |
絵兄弟やさすがた |
天保14年(1843) |
耀武八景市原野晴嵐 |
天保中期 |
和漢準源氏野わき |
安政2年(1855) |
水滸伝ふくまのてんにて百八の星おはしらす見立 浦島太郎玉手箱をひらく |
天保14(1843) |
木曽街道六十九次之内福島 |
嘉永5年(1852) |
浦島太郎帰国の図 |
弘化年間(1844~47) |
昔談柄三升太夫 |
嘉永5年(1852) |
昔談柄三升太夫 |
嘉永5年(1852) |
江都錦今樣国尽丹後但馬 |
嘉永5年(1852) |
本願廿四考 安寿姫 対王丸 |
弘化年間(1837) |
〔捨若丸と祇園のおりつ〕 |
安政2年(1855) |
石川五右衛門釜入の図 |
嘉永4年(1851) |
静御前と狐忠信 |
弘化4年(1847) |
〔堀川夜討の図〕 |
天保14~弘化4年(1843~7) |
忠孝名誉奇人伝 |
弘化2(1845) |
山海愛度図會 丹後鷹 |
嘉永5年(1852) |
橋立雨中雷 |
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団扇絵ありつ竹沢寿命くらべ |
弘化元年(1844) |
辻浦しま当たる面箱 |
嘉永元年(1848) |
流行どふけこまづくし |
弘化元年(1844) |
※京都府立京都学歴彩館で展示のため、当館では複製を展示します。
お問い合わせは
舞鶴ふるさと発見館
(舞鶴市郷土資料館)
(受付時間9:00~16:30)
FAX:0773-77-1314
住所:舞鶴市字南田辺1番地
(ゆうさい会館(西総合会館)1北側)
展示室 入場料:大人 100円、
市外学生50円
サロンスペース:無料
休館日:1(月)・8(月)・12(金)・
15(月)・22(月)・29(月)
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
電話番号のかけ間違いにご注意ください!