あしあと
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労働人口の減少による職員採用の困難化、市民ニーズの多様化や行政課題の高度化など、職員の働く環境は大きく変化しており、社会的にも「働くことへの意識や価値観」が多様化しています。
行政運営を支える職員が、ワークライフバランスが確保され、やり甲斐をもって働くことができる、魅力ある職場づくりを実現するため、舞鶴市役所では働き方改革を推進します。また、働き方改革によって職員自身の時間的、精神的な余裕を確保することで、質の高い行政サービスを提供し、市民に寄り添った政策の立案・実行へとつなげていきます。
職員に行ったアンケート結果によると、回答した職員286名のうち、80%を超える職員が、過去にカスタマーハラスメントを受けたことがあると回答しており、そのうち90%を超える職員が、心身に何らかの影響があったと回答しています。また、カスタマーハラスメントは来庁した周囲の一般市民にも影響を及ぼすこともあります。カスタマーハラスメント対策により職員の尊厳や心身の健康を守るだけでなく、接遇研修などを通じてより良い行政サービスの提供を目指します。
(2月から開始)
・カスタマーハラスメントに対する基本方針・対策ガイドラインを策定
・状況に応じて、弁護士への相談や警察への通報を実施
・カスタマーハラスメント対応研修等の実施
・啓発ポスターを作成・掲示
・個人名の特定や、SNSへの職員氏名の投稿を避けるため、「平仮名表記の姓のみを記載した名札」の着用を推奨
(4月以降順次開始)
・外線電話の録音
・業務時間外の電話自動音声応答
・防犯カメラの設置
子育てや介護といった職員のライフステージに応じた柔軟な働き方の実現や、職員の心身の健康保持のための「勤務間インターバルの確保」などを目的として、8:30~17:15という現行の勤務時間に捉われない働き方を選択できるようにします。
(対象職員)
・早朝や夜間対応業務がある職員
・子育て中の職員
・要介護者を介護する職員
・残業などにより勤務間インターバルをとる必要がある職員
メンタルの不調での休職が社会問題化しており、本市においても同様の傾向があります。支援する周囲の職員も対応が分からず不安を抱えています。メンタル不調に陥る前に本人や周囲の職員がいち早く気づき、対応することを目指し、下記のとおりメンタルヘルス対策を推進します。
・メンタルヘルス・マニュアル(本人編)(同僚・所属長編)の作成
・職員へのメンタルヘルス研修の実施
・専門家によるカウンセリング実施体制の整備
【西支所で窓口体験調査を実施中】
職員が市民になり、実際の窓口を経験することで、市民目線で、動線や来庁者にとって負担となっている事務を把握し、改善していきます。
【来なくてもいい市役所を目指して】
業務全体の見直しを行う中で、ノーコードツール等を活用し、手続をオンライン化することで、いつでもどこでも手続きや申請をすることができるようになります。また、業務を効率化させることで、職員の負担を軽減するとともに、生まれた時間を市民とのコミュニケーションや相談業務を充実させます。
【職員の事務用パソコン環境をGoogleWorkspace と ChromeBookに刷新!】
全国でもほんの数例しかない先進的取り組みであり、モバイルを意識した仕様で機動力を大幅に向上させ、職員がもっと地域に飛び出していくための強力なツールとなります。
アプリケーションやデータ管理をフルクラウド化することにより、場所に捉われず業務を行うことができ、効率化や仕事の幅が大きく向上し、BCP(業務継続性)にも効果的であると考えます。
また、web会議環境の改善や、生成AIをリニューアルすることで業務のアシスタントとしてさらなる活用が期待されます。
舞鶴市役所では、「日本一働きやすい市役所」を目指し、今後も働き方改革を推進していきます。
職員が「前向きに」「モチベーション高く」働くことで、質の高い行政サービスを提供し、「未来に希望がもてる活力あるまち・舞鶴」の実現につなげていきます。
舞鶴市役所総務部人事課
電話: 0773-66-1066
ファックス: 0773-62-5099
電話番号のかけ間違いにご注意ください!