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舞鶴ふるさと発見館(郷土資料館)だより 10月号 PDF版
10月1日は、明治34年(1901)に旧海軍の舞鶴鎮守府が開庁してちょうど120年にあたります。
舞鶴市や関係機関により、シンポジウムや講演会、展示会など様々な記念行事が開催されます。
会期 10月2日(土)~同月30日(日) 9:00~17:00 ※ 2日は10:00のテープカット後となります
会場 舞鶴赤れんがパーク 3号棟(まいづる智恵蔵)1階 企画展示室
主催 海上保安庁第八管区海上保安本部、舞鶴市
内容 日本で近代的海図づくりが始まって150年、海軍舞鶴鎮守府が開庁して120年を記念して、明治期の海図作成に
携わり、舞鶴鎮守府の設置にも尽力した舞鶴出身の海軍次官伊藤雋吉(いとうとしよし)にスポットを当て、海図
づくりから始まった舞鶴鎮守府設置とまちの歩み、関連海図や測量機器などを紹介します。
舞鶴鎮守府庁舎のレリーフ
伊藤雋吉の肖像写真
今月の一品は阪鶴鉄道のレールです。阪鶴鉄道とは阪神と舞鶴を直結する鉄道として、明治26(1893)年に計画されました。33年には大阪―福知山間が開通しました。その後、福知山―新舞鶴間は日露開戦に備えて国直営で敷設され、それを阪鶴鉄道に貸与して明治37年11月3日から営業開始しました。舞鶴に鎮守府ができたことで次々と舞鶴に至る鉄道が計画されましたが、鉄道敷設には巨額の資金が必要とされることから、なかなか実現せず、待望の開業でした。
展示のレールは福知山-大阪間で使用されたものです。「1896 lllllllll HANKAKU」とあり、製造は明治29年9月、米国カーネギー社かキャンベル社製で、もとは約25m(750kg)ありました。 廃棄後は建築部材として、ビルの骨組みや福知山駅のホーム支柱梁などにも使われていました。
阪鶴鉄道のレール
糸井文庫は岩滝出身の糸井仙之助氏が収集した丹後関連の歴史資料群です。中でも、丹後の伝説のコレクションの中には約200点の浮世絵が含まれています。当館ではこの中から4~5点づつ、月替わりで展示しています。
今月は「明治の浮世絵」をテーマに選びました。下の浮世絵は、静御前が鎌倉の鶴岡八幡宮の源頼朝の前で義経を慕う「舞」を舞う場面ですが、鎌倉武士の顔はまるで明治の軍人の顔のようです。
新型コロナウイルス感染予防対策として消毒・マスク着用・ソーシャルディスタンスにご協力ください。
また、体温計測、来館者名簿への記名をお願いしています。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)
(受付時間9:00~16:30)
FAX:0773-77-1314
住所:舞鶴市字南田辺1番地
(ゆうさい会館(西総合会館)1F北側)
展示室入場料:大人100円、市外学生50円
サロンスペース:無料
休館日:4(月)・11(月)・18(月)・25(月)
駐車場:市営南田辺駐車場(1時間無料)
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
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