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PDF版 舞鶴市郷土資料館だより6月号
資料館だより6月号
大正13年(1924)吉田初三郎画『舞鶴図絵』の一部
明治37年(1904)舞鶴にはじめて鉄道が開通しました。明治34年鎮守府が開庁し、人も物資も舞鶴に集まるようになりましたが、大阪と舞鶴を結ぶ鉄道は阪鶴鉄道株式会社により、福知山までしか開通していませんでした。時あたかも日露戦争を直前にして、舞鶴への鉄道延伸を図る政府・軍部は福知山・新舞鶴間を官設として開通させました。こうして舞鶴―大阪間が開通し、この鉄道を阪鶴鉄道と呼んでいます。今回は120周年を記念して鉄道開通によってかわりゆく舞鶴をご紹介します。
大正8年(1919)頃の新舞鶴(東舞鶴)駅舎
日時:6月16日(日)13:30~14:30
場所:舞鶴ふるさと発見館展示室(展示室入場に入館料100円が必要です。)
5月に続いて「阪鶴鉄道開通120周年」をテーマに展示解説を行います。
舞鶴市蔵「田辺籠城図」
6月18日(火)からは、「田辺籠城図」や「丹後田辺之図」を展示します。天正8年(1580)丹後国の国主となった細川藤孝(幽斎)は天正10年(1582)本能寺の変が起こると、隠居して舞鶴市西地区に城と城下町を築きました。高野川や池内川などが流れ込む湿地帯に城下町が出現したのです。上の図は江戸時代に描かれた慶長5年(1600)田辺籠城戦の様子です。この絵図によって当時の舞鶴の様子がわかります。どうぞごゆっくりご鑑賞ください。
糸井文庫「今様おふえ(大江)山入」
糸井文庫コーナーでは毎月テーマを決めて糸井文庫の浮世絵を紹介しています。今月のテーマは「はこぶ」です。前近代には重い物を「はこぶ」といえば、背負うか担ぐかでした。運ぶものが大量にあれば船が活躍しました。今月は天秤棒などで荷物を運ぶ浮世絵を集めました。
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)
(受付時間9:00~16:30)
電話 : 0773-75-8836
ファックス:0773-77-1314
住所 : 舞鶴市字南田辺1番地
(西総合会館 1階 北側)
展示室入場料 : 大人100円 学生50円(舞鶴市内の学生は無料)
サロンスペース:無料
6月の休館日:3日(月)・10日(月)・17日(月)・24日(月)
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)へお越しください
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
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