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あしあと

    舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)だより 令和7年11月

    • [2025年11月1日]
    • ID:14404

    舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)だより 令和7年11月

    PDF版 舞鶴市郷土資料館だより11月号

    学芸員が選ぶ今月の一品

    「わかさの記」

    秋は旅行!過ごしやすい季節になると出かけたくなりますね。

    今月の一品は『わかさの記』です。これは絵入りの紀行文です。
    江戸時代後期の文政12年(1829)大坂で狂歌師をしていた笹丸が、現在の福井県高浜町和田まで借金取りの旅に出て...その道中を本にまとめました。笹丸はその後、松尾寺から宮津の成相寺を見物して帰ります。展示している場所は和田の宿で見た女性の姿を描いたものです。
    このように道中記は当時の暮らしを現代に伝えてくれます。みなさんも新しい発見にお出かけください。

    「わかさの記」文政12年(1829)

    ミュージアムトーク

    11月の展示解説は、江戸時代の旅日記 道中記 について

    日時:令和7年11月16日(日)13:30 ~ 14:30

    場所:舞鶴ふるさと発見館展示室(参加者は入館無料)


    今月の糸井文庫

    テーマ はたらくお姫様「血洗姫と安寿姫」

    糸井文庫は岩滝町出身の糸井仙之助氏が多年にわたり収集した丹後地方に関連のある錦絵・書籍・古文書などを含んだ2,200点におよぶ郷土資料です。ふるさと発見館の糸井文庫コーナーではコレクションの浮世絵を月替りのテーマに沿ってご覧いただけます。

    今月のテーマは、はたらくお姫様「血洗姫と安寿姫」です。
    現代では仕事をすることは自己実現の場でもあり、就職は祝ってもらうことです。しかし浮世絵の世界で働く女性を探すと、酒呑童子に捕まって働かされる血洗姫と三庄太夫に買われて働かされる安寿姫がいます。二人は薄幸の姫の象徴のように描かれますが、それぞれ違う描き方を御覧ください。

    烈女とは、節操を堅く守り、気性が激しい女、信義をを堅く守る女をいいます。絵師歌川国安は安寿姫をこの烈女として描きました。絵をよく見てみましょう。ここは丹後由良の海岸です。安寿姫は桶で海水を汲む「汐汲み」、厨子王は芝刈りを強いられています。逆境にも負けないしっかりした姉弟の姿です。画面では波立つ日本海やゴツゴツした松をバックに、安寿姫の着物の貝殻模様や篆刻を使った帯がアクセントになっています。

    「古今百人烈女鑑」(安寿姫 厨子王丸)
     絵師:歌川国安 糸井文庫(舞鶴市指定文化財)     

    [お問い合わせ]

    舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)

    TEL 0773-75-8836 FAX 0773-77-1314

    〒624-0853  舞鶴市字南田辺1番地

     (舞鶴西総合会館 1階 北側)

    開館時間  9:00 ~ 17:00(最終入館16:30まで)

    展示室入館料:大人100円 学生50円

    (未就学児と舞鶴市内に居住または通学する学生は入館無料)

    サロンスペース:無料

    11月の休館日

    11月4日(火) 5日(水) 10日(月) 17日(月) 25日(火) 26日(水)

    【アクセスマップ】
     西舞鶴駅から徒歩約10分


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    〒625-8555 京都府舞鶴市字北吸1044番地

    電話:0773-62-2300(代表)

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