あしあと
PDF版 舞鶴市郷土資料館だより1月号
資料館だより1月
実は舞鶴という名がついたのは案外新しく明治2(1869)年からなのです。同年に版籍奉還が行われるまで、舞鶴は田辺と呼ばれていました。しかし紀伊(今の和歌山県)にも山城(今の京都府南部)にも「田辺」という地名があることから、明治政府は地名の変更を命令しました。
そこで藩内で相談し田辺城の別名「舞鶴城」(ぶかくじょう)を訓読みで採用!田辺藩から舞鶴藩(まいづるはん)となり、10代目藩主牧野弼成は、「舞鶴藩知事」になりました。この辞令書は初めて「舞鶴」が使われた文書です。
1月の城下町コーナーでは城下町の商家でお正月に飾られた掛け軸を展示します。西地区の竹屋には高野川の水運を利用して商家が立ち並んでいます。その竹屋に店を構え酒屋や油屋などで栄えた近藤家に伝来した正月の掛け軸をご紹介します。
日時:令和8年1月18日(日)13:30 ~ 14:30
場所:舞鶴ふるさと発見館サロンスペースにて(参加者は入館無料)
サロンスペースでは寺田美喜雄さんの写真展「舞鶴のお地蔵さん」を開催しています。コツコツと舞鶴を訪ね歩いて各地域のお地蔵さんを撮りためたものです。


糸井文庫は岩滝町出身の糸井仙之助氏が多年にわたり収集した丹後地方に関連のある錦絵・書籍・古文書などを含んだ2,200点におよぶ郷土資料です。ふるさと発見館の糸井文庫コーナーではコレクションの約200点の浮世絵を月替りのテーマに沿ってご覧いただけます。
1月のテーマは「福来たる」です。
江戸時代は見世物小屋が大はやり!見世物はお祭りや大きなお寺の近くなど、人がたくさん集まる場所にテントや小屋を建てて行われていました。そこでは「びっくりするもの、珍しいもの、すごい技」が見られたのです。その一つが、竹などを編んで作る大きな「籠細工」!頬杖をつく酒呑童子と、ひょっこり覗く緑色の鬼が籠細工です。あれっ? 画面の右にはなぜか布袋さんが座っています。これが源頼光でしょうか?刀でなくにっこり笑ってやっつけるのかな?

浮世絵「江戸の花籠細工」 絵師:歌川国貞
糸井文庫(舞鶴市指定文化財)
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)
TEL 0773-75-8836 FAX 0773-77-1314
〒624-0853 舞鶴市字南田辺1番地
(舞鶴西総合会館 1階 北側)
開館時間 9:00 ~ 17:00(最終入館16:30まで)
展示室入館料:大人100円 学生50円
(未就学児と舞鶴市内に居住または通学する学生は入館無料)
サロンスペース:無料
年始 1月1日(木)から 1月3日(土)まで
5日(月)13日(火) 14日(水) 19日(月) 26日(月)

【アクセスマップ】
西舞鶴駅から徒歩約10分
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
電話番号のかけ間違いにご注意ください!