あしあと
PDF版 舞鶴市郷土資料館だより2月号
資料館だより2月
合戦シーンで、武士が背中に背負っている大きな旗を「旗指物」と呼びます。これは戦場で自分の居場所や味方を知らせる、大切な目印でした。今月は午年にちなんで田辺藩主・牧野家の旗指物をご紹介!
牧野家の初代親成が田辺へやってきたのは寛文8(1668)年。畿内を徳川の譜代大名で固める政策によって、京都所司代から田辺藩主となりました。親成のおじいさん康成やお父さんの信成は徳川家康に仕え、馬とともに数々の戦場を駆け巡りました。元禄13(1700)年頃の牧野家文書『武具式様図』によると、この旗は「一」から「五」まであります。

西地区は細川幽斎が築城するまでは湿地帯でした。川の流れをわざわざ変えて、土地を平らに整えたことで、城と城下町ができました。今回の展示では、そんな西地区のうつりかわりを3枚の絵地図で紹介します。約440年間にわたる西地区の変遷をご覧ください。
【展示する3枚の絵地図】
・「田辺籠城図」慶長5(1600)年
・「丹後田辺之図」享保12(1727)年
・「加佐郡舞鶴町市街地地図」明治40(1907)年

「田辺籠城図」

「加佐郡舞鶴町市街地地図」
日時:令和8年2月11日(水・祝)13:30 ~ 14:30
場所:舞鶴ふるさと発見館展示室「糸井文庫コーナー」にて(参加者は入館無料)
申込:電話で郷土資料館【0773-75-8836】へ
糸井文庫は岩滝町出身の糸井仙之助氏が多年にわたり収集した丹後地方に関連のある錦絵・書籍・古文書などを含んだ2,200点におよぶ郷土資料です。ふるさと発見館の糸井文庫コーナーではコレクションの約200点の浮世絵を月替りのテーマに沿ってご覧いただけます。
2月は節分!節分といえば鬼退治!今月は有名な鬼の親分「酒呑童子」がテーマです。
浮世絵の世界で、師匠から弟子へと技術が受け継がれてきた4人のスター絵師たちの作品を並べて紹介します。中でも月岡耕漁が「能(日本の古いお芝居)」をもとに描いた酒呑童子は、どこか悲しさを感じさせます。ただ「怖い」だけじゃない、鬼の悲しみが伝わってくるような絵をぜひご覧ください。
比叡山を追われ、大江山へ逃げた酒呑童子。ある日、山伏に化けてやってきた源頼光一行を、そうとは知らず一生懸命もてなします。 しかし、お酒を飲んで寝入ったところを不意打ちされてしまいます。だまされた悔しさで鬼の姿に変身しますが、最後には討ち取られてしまいました。

「能楽百番 大江山」 絵師:月岡耕漁 明治時代
糸井文庫(舞鶴市指定文化財)
舞鶴ふるさと発見館(舞鶴市郷土資料館)
TEL 0773-75-8836 FAX 0773-77-1314
〒624-0853 舞鶴市字南田辺1番地
(舞鶴西総合会館 1階 北側)
開館時間 9:00~17:00(最終入館16:30まで)
展示室入館料:大人100円 学生50円
(未就学児と舞鶴市内に居住または通学する学生は入館無料)
サロンスペース:無料
2日(月)9日(月)12日(木) 16日(月)24日(火)25日(水)

【アクセスマップ】
西舞鶴駅から徒歩約10分
舞鶴市役所生涯学習部文化振興課
電話: 0773-66-1019
電話番号のかけ間違いにご注意ください!